平成24年9月定例会一般質問

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○議長(伊藤泰雄君) 二瓶議員。

◆3番(二瓶裕史君) わかりました。
さっきも紹介がありましたが、市のホームページを見ますと、8月7日に阿部知事、矢崎県教育委員長、それから先ほど配られたのには名前がなかったんですが、白鳥市長と松田教育委員長も連名で「長野県のすべての大人のみなさまへ」と、それから「子どもたちへ」と2つの共同メッセージを発表しました。このメッセージは県が発表したメッセージに賛同するという形でなされているものですが、現在、この共同メッセージに賛同している市町村は伊那市、茅野市、東御市とその教育委員会のみで、伊那市がいち早く賛同したことがわかります。
伊那市の本気度がわかり、大変よいことだと思いますが、このようなメッセージを発表するだけでは、子供たちまた大人たちへ気持ちが伝わるものではありません。このメッセージ発表からの取り組みをどのようにお考えか、お聞かせください。また、どのようにこの共同メッセージを広く浸透させていこうとお考えか、お聞かせください。

○議長(伊藤泰雄君) 久保村教育長。

◎教育長(久保村清一君) 2学期が始まるに当たりまして、8月21日に臨時の校長会を開催いたしました。各学校の1学期の状況と取り組みなどを発表し合い、情報の共有といじめをなくすという意識統一を図ったところでございます。これを受けて、2学期の始業式に学校長が講話でメッセージを伝えた、そういう学校もございますし、もう既に始まっていた学校もございますので、学級指導や、あるいは家庭へ配布するというふうな学校もございましたけれども、ほとんどの学校で扱っているということでございます。
いずれにせよ、先ほども申し上げましたけれども、教職員が豊かな人権感覚を持ち、そしてみずからの姿勢そのものが人権教育の重要な部分であるという自覚を持って、人権尊重の理念に基づいた人権教育を実践していく、そういう力量を高めていく、これが重要でございまして、このメッセージはそういう面で非常に一つのいいきっかけになったのではないかというふうに受けとめております。

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