検討中の案件、その後どうするか(平成26年3月定例会一般質問その2)

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一般質問

8 番目の質問に入ります。インターネットと選挙についてということで、これは、昨年、25年4月19日、インターネット選挙運動解禁に係る公職選挙法の一部 を改正する法律が成立しました。これによって、今まで禁止されていた告示日以降のインターネットによる選挙運動が一部解禁されたということで、去年の6月 議会において、インターネット選挙解禁、何をするべきかということで質問をさせていただきました。政治に関心が薄く、投票率も低い若者層に対して投票行動 を促す一つのきっかけとして、また、外に出歩けない足の悪いかたなども家で気軽に見れるということは非常に大事なことです。選挙管理委員会のページを活用 してほしいということで御質問をさせていただきました。
具体的には、選挙公報をホームページに掲載すること、それから候補者の公式ホームページやフェイスブックなどにリンクを張ることを提案いたしました。これ は、ホームページの真正性、本当にその人が書いたのか、つくった、成り済ましじゃないのかということを保証するものにもなりますので、非常に効果があると 思いますけれども、十分検討する必要がある委員の中で話をしたいと答弁をいただきましたが、その後いかがでしょうか。

○議長(伊藤泰雄君) 田中選挙管理委員長。

◎ 選挙管理委員長(田中信也君) お答えいたします。選挙公報は、伊那市の公式ホームページに掲載する予定で進めてまいってます。また、候補者のウェブサイ トのURL、これにつきましては、立候補届の際に、候補者のウェブサイトのURLを一つ届けることができるということになっておりますので、まず候補者が 届け出たウェブサイト等のURLを告示します。また、届け出のあった候補者のウェブサイト等のURLを報道関係に提供すると、また、伊那市公式ホームペー ジに候補者のウェブサイト等のURLの一覧を掲載したり、そういう方法で進めております。候補者から届け出のあったウェブサイトのURLを伊那市の公式 ホームページにリンクを張るということにつきましては、選挙の中立性の確保や、候補者に便宜を図るおそれがあるということで、そういう観点から、総務省で は、直接リンクをはらないほうが望ましいという見解を発表されましたので、それを守っていきたいと思っております。

○議長(伊藤泰雄君) 二瓶議員。

◆3 番(二瓶裕史君) わかりました。選挙の公報に関しては掲載するということで、ホームページについては、報道機関のほうに連絡をするということと、告示す るということで、公式ホームページにはリンクをはらないということで、それで十分だと思いますので、お願いしたいと思います。
選挙に関しては、結構勘違いされているかたも多くて、何でもできると、インターネットで何でもできると思っている人が多い危険性と、あと、高校生、大学生 が手軽にできるということで、未成年者の選挙運動のかかわりという問題も非常に大きくあると思います。例えば、インターネットで自分の応援したい人の内容 を、SNSでシェアとかリツイートってほかの人にも紹介するというのがあるんですけど、未成年者がそれをやると公職選挙法に触れてしまうわけです。それを 知っている高校生がいるのかというと、恐らくいないと思うんですね。だからそれは、教育委員会にもお願いしたいことですし、選挙管理委員会のほうにもお願 いしたいんですが、未成年者は、政治に関心を持つ、すごくいいことだと思うんですけど、でもやっちゃいけないという事実、法律があるので、その点、よかれ と思ってやったら法律にひっかかってたなんて悲しい思いをさせたくはありませんので、そういったところの広報もしっかりしていただきたいと思いますけれど も、いかがでしょうか。

○議長(伊藤泰雄君) 田中選挙管理委員長。

◎選挙管理委員長(田中信也君) そのようにさせていただきたいと思います。

○議長(伊藤泰雄君) 二瓶議員。

◆3 番(二瓶裕史君) これ以外にも、選挙管理委員会のかたのほうが、もう選挙の専門家ですので、さらにこのインターネットのよい活用の仕方というアイデアは どんどん出てくるかと思いますので、ぜひですね、ほかの市に先駆けて、先進的な取り組みをしていただきたいと思います。
一応、今回はですね、最後の一般質問ということで、これまでの総復習的な質問になって、一つ何か筋が通った質問というわけじゃなくなってしまったわけです が、よくよく見てみると、情報の発信というのは、やっぱり共通の課題にはなっていると思います。ほとんどの質問に共通してくるんじゃないかなと思います。 多くの情報を握っている行政が、どうやって市民に対して素早く正しい情報を発信していくのかということが、これからの地域づくりに欠かせないものだと思い ます。一番最初に質問したロコモティブシンドロームに関してもそうですし、新しい概念をどう市民に伝えて啓発していくかということもそうですし、ホーム ページやツイッター、それから選挙のことに関してもそうですけど、その情報をいち早く市民に伝える、どうやってやればいいのか、日々研究をしていただきた いと思います。やはり、そうやって皆で情報を共有していくことによって、それぞれの方の問題意識が芽生えてきますし、団結心、協力する力ということが生ま れてきます。行政だけが伊那市を運営していくというものじゃありませんので、常に情報を発信し続けてですね、市民からの声も積極的に取り入れて、皆で決め ていく、そういった伊那市をつくっていただきたいなと思います。どうか、この点だけはしっかりお願いをしてですね、行政運営を今後もしていただきたいと思 います。
一般質問、以上になります。ありがとうございました。

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