伊那の妖精を活用することについて(平成24年6月定例会一般質問その2)

一般質問内容 平成24年6月12日

  1. コンテンツ・ツーリズムについて
  2. 伊那の妖精を活用することについて
  3. さらなる市政の情報発信について

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一般質問の議事録 平成24年6月12日

次に、伊那の妖精を活用することについてということで、質問させていただきます。去年の6月か9月の議会でも、市長に「伊那に妖精がいるということらしいですが、知ってますか」というような質問をしたわけですが、当然イーナちゃんの話なんですが、近年自治体のキャラクターを積極的に活用していこうということが全国的に、近年と、かなり前からになりますが、という流れが全国的に見られます。昨年の一般質問でも質問させていただきましたが、もっとイーナちゃんを積極的に活用してほしいということで要望させていただきました。伊那市では今後イーナちゃんをどのように活用していくかということについて、何かお考えがありますでしょうか。かつてドラえもんやゴジラ、ウルトラマンとともに日本の代表としてニューヨークまで飛び立ったイーナちゃんを、これまで以上に伊那市のPR、身近な市政のシンボルとして活用してほしいと思っています。市長の見解を伺います。

○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。

◎市長(白鳥孝君) 私もイーナちゃんは大変好きな妖精でありまして、いろんなイベントがあるたびに積極的に使いなさいと、積極的に発信をしなさいということで、担当には指示を出しております。中に入っている人、動きについても、単にただ立って手を振るだけじゃなくて、プロの指導を受けて、どのような形で手を振ればかわいらしく見えるのかということも含めた、そうした講習会もやっております。そうしたことを繰り返して、企画担当でしっかりやっているわけでありますが、まだまだ足りないかなと。今度の特命大使ですね、伊那市の特命大使にお願いしているのは、名刺にはイーナちゃんが全面に出てきます。それをお渡しして、皆さんに配ってくださいと言うと、非常に驚いて、本当にかわいいということから始まりますので、そうした皆さんが第一印象としてかわいらしいと、かわいいとお思いのものはもっと使うべきだと思っております。ローメンのB-1グランプリにも連れていくと、非常に後ろから人がいっぱい人がついてくる。何てかわいいんだろうという声があちらこちらから聞こえてきます。伊那を代表する、伊那の発信としては、イーナちゃんというのは抜群の力がありますので、もっともっと使うべきだと。公園開きだけじゃなくて、観光だけではなくて、もういろんなところに露出度を高くしていくというのが大事だと思っております。私も今検討しているのは、自分の名刺をイーナちゃんに変えようかなということも考えておりまして、奇をてらうわけじゃないんですけども、そこまで大事にしているんだったら、単なる「伊那市長 白鳥孝」という名刺じゃなくて、もっとこう伊那のイメージがぽんと頭に入るようなね、ということもやっぱり考えるべきじゃないかなと。全く同感であります。

○議長(伊藤泰雄君) 二瓶議員。

◆3番(二瓶裕史君) 今、特命大使の名刺にもイーナちゃんが入ってて、驚かれたということで、せっかくなのでどこか映画なんか撮るとき、端っこにイーナちゃんが入るようにやってもらうとかお願いしてもらうとおもしろいかなと思います。確かにイーナちゃんがというわけじゃないですけど、イラストが入ったりすると目を引きますし、名刺を捨てるというそんな失礼な方がたくさんいるわけじゃないですが、もらったものにかわいいイラストがあると捨てにくくもなるし、手元に残りやすくなるという効果もあると思います。また、文字だけのところは通り過ぎていくんだけども、イラストがあるとぱっと目がとまるとか、何かのイベントがあっても、車を運転して、イーナちゃんがいると思えば、行ってみて写真撮りたくなるとか、今何かあると写真撮ってネットでアップしたいという人が多いので、何かイベントで人を集めたいとか、そういうときには本当に効果があるものなんじゃないかなというふうに思っています。
またちょっとこのイーナちゃんの話ですが、私の周りでは実はツツジのイーナちゃんが結構人気が高くて、この白と赤のコントラストとツツジの花の形が魅力的なのかなと思います。実はこのツツジのイーナちゃんは、桜のイーナちゃんの登場によって非常に影が薄くなった感があって、人によってはもう存在しないんじゃないかと思っているようですが、先ほど紹介のあった伊那市民手帳を見ると、ちゃんとツツジのイーナちゃんは新たに家族として加わりましたということで書いてあって、イーナちゃんが2人いるわけなんですが、このツツジのイーナちゃんに関しても、せっかくなので、合併したときにツツジのイーナちゃんとともに、あと長谷のキャラクターですね、あと3体を有効に活用していくというふうに前市長がおっしゃっていたようですが、これからこのツツジのイーナちゃんと長谷のキャラクターとどのように使っていくのか、そういう戦略的なものがあったら教えていただきたいと思います。

○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。

◎市長(白鳥孝君) ツツジのイーナちゃん、まだどこかに行っちゃったわけじゃなくて、おりまして、伊那の循環バスにもぴたっとこう張りついておりますし、いろんなところにまだまだいるわけであります。おっしゃったように長谷のこうちゃんとかツツジのイーナちゃんは家族としての存在であります。でありますけれども、特にじゃあ3人が出てきて何かするということではないんですけども、存在としてはそういう扱いをしているということであります。伊那市としては桜のイーナちゃんを積極的に活用していきたいということで、新しいまた着ぐるみをつくったわけであります。そのツツジのイーナちゃんの活用については、桜のイーナちゃんを活用いていく中で、わき役としての活用の場が出てくれば活用していくという、そんなような考えであります。

○議長(伊藤泰雄君) 二瓶議員。

◆3番(二瓶裕史君) イーナちゃんバスのツツジのやつはあれなんですね、古いのがそのままというわけじゃなかったんですね。ツツジのを活用しようと思って残してあるということなんですね。

○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。

◎市長(白鳥孝君) 結果として残っているということです。

○議長(伊藤泰雄君) 二瓶議員。

◆3番(二瓶裕史君) わかりました。そのイメージキャラクター、市町村のイメージキャラクターということでは、最近南箕輪のまっくんが日本一人気のないキャラクターとして人気者になりつつあります。この人気のないキャラクターとして人気だというのは、非常におもしろい現象なんですが、その理由として、ホームページをごらんになったことがある方もいるかもいるかもしれませんが、やはりほかのキャラクターにない独自性のあるキャラクターづくりだったのではないかと思います。全国のゆるキャラグランプリというので最下位をとったわけですが、最下位をとるというか、最下位になってしまったわけですが、その最下位を逆手にとって自虐的につぶやくまっくんに全国の注目が集まりました。全国各地のイベントに呼ばれ、また日本テレビの番組に生出演するなど、破竹の勢いです。キャラクターに性格づけをするということが、必ずしもプラスになるかどうかは難しいところだと思います。性格づけがないから、それぞれの人がこういうキャラクターなんだと想像できるというメリットもあると思いますので、必ずしもそれが成功するかどうかわかりませんが、そういったキャラクターづくりの展開に関して、イーナちゃんに関しては何かお考えがありますでしょうか。

○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。

◎市長(白鳥孝君) 大変有名なのがひこにゃんとか、最近では熊本県のくまモンとか、そうしたキャラクターが大変人気でいるわけでありまして、やはり人気の背景にはそれなりの理由があると思うんですね。売り出し方が上手だとか、つまりアイデア次第だと思います。だからイーナちゃんはかつてドラえもんと一緒にニューヨークに行ったという実力を持っているわけでありますので、そうした全国に先駆けて注目されたものが、余り日の目を見ない状態でずっと来ているというのは、やはり戦略が足りなかったかなと。これからもうちょっとアイデアを絞り出して、露出度を高くしながら、伊那の発信に役立ってもらいたいと思います。

○議長(伊藤泰雄君) 二瓶議員。

◆3番(二瓶裕史君) このキャラクターを露出させることの目的というのは、やっぱりその伊那市のPRすることだと思います。対外的なこのPRに加えて、内的な、対内的なPRにも活用できると思います。先ほど言ったとおりイベントでイーナちゃんがいると、必ず周りに写真を撮る人が集まってきたりとか、子供が一緒に写真に写りたいと集まってきます。そういったことで市のイベントで人を集めたいとき、それからより多くの人に何か伝えたいことがあるときに、ぜひ積極的に活用していただきたいなと思います。この先ほどいった南箕輪のまっくんをまねするわけじゃありませんが、例えばイーナちゃんは今月の予定はこことここに出ますよとか、そういうことを書いてみるのもいいかと思いますが、その点いかがでしょうか。ホームページなどでそういう案内を出してみたらどうでしょうか。

○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。

◎市長(白鳥孝君) 先ほどのくまもんは、そういうことでスケジュール全部過密に入っているという話は聞いたことがあります。これも一つのやり方だと思いますので、検討してみたいと思います。

○議長(伊藤泰雄君) 二瓶議員。

◆3番(二瓶裕史君) はい、よろしくお願いします。

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